K. I. さん(34歳)カンタベリー
クラスの人数 | 3~10人程度 |
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クラスの日本人数 | 1~3人 |
クラスメートの国籍 | イタリア、ドイツ、トルコ、スペイン他 |
文法学習については日本の高校生レベルで習っていたものだったので、特に苦労はしませんでしたが、会話での使いまわしについて新しい発見がたくさんあったのは、やはり語学学校ならではだと感じました。会話力はドイツやイタリアの人のレベルが高く、自分が会話に参加することが初めはなかなか難しくて苦労しました。先生からも「あなたは静かね」と口癖のように言われ・・・3カ月目にしてようやく会話に参加できるようになってきたように感じました。先生も周りも英語だけなので、毎日が英語のシャワーで、耳がとても鍛えられたと感じています。
小さい学校なので、レベルやクラスが変わっても同じ先生に継続して教えてもらうことも多く、先生とも仲よくなれ、アットホームな学校でした。私は3カ月間日記を毎日書き、同じ先生に添削してもらっていました。そんな個人的な交流も可能なところです。また、事務所の方も顔を覚えていてくれて、廊下で会うと、「最近どう?」と声をかけてくれるような安心できるところでした。何か困ったことがあっても、相談しやすいところです。
授業については、その後マルタの大きな学校に行ったのですが、やはり大きな学校の授業と比べると、レベルは落ちるものだったように感じています。(先生によっても違うのだと思います)本格的に英語を短期でのばしたいと思う人には、大きい学校の方がいいのかもしれません。のんびりと学びたい人向けです。また、日本人がとても少なく、3カ月いたうちのほとんどは、クラスに日本人1人という環境でした。学校でも2,3人ほどしかいないことが多く、私にとってはいい環境でした。
学校施設は建物自体が500年近いものらしく、床も傾いている部屋があったり、屋根裏部屋があったりと、趣のあるところでした。私は歴史のある雰囲気が好きでしたが、夏にはたくさんの高校生がイタリアから学校単位で学びに来ていて、休憩場所や中庭などはいっぱいで少し手狭に感じました。クラスメートは高校生から大学生くらいの若い年齢層が多かったので、あまり一緒に遊びに行くことはありませんでしたが、夏には30代以上の人も休暇を利用して学びに来ていたので、仲良くなり、帰国前にドイツやスペインの友だちを訪ねたりしました。
学校から歩いて30分かかるところだったので、学校の夜のイベントにあまり参加できなかったのが残念でした。その代わり、中心部から離れているだけに環境はとても良く、窓から見える景色は広い丘が見渡せて最高なところでした。イギリスのホストファミリーは収入の一部として学生を受け入れているところも多いようで、ご飯の時以外はほとんど交流がなく、家族のように仲良く・・・とまではいきませんでした。私は一人の時間も大事にしたいので、特に気になりませんでしたが・・・。ただこれもファミリーによって少し違うようです。
インターネットで調べていて、古い歴史のある街だということだったので、城壁に囲まれた街にあこがれていたこともあり、選びました。実際に行ってみると思ったよりも観光地化されていて、観光客がとても多い町でしたが、古い建物が多く、歩いて回るにはちょうど良い大きさで、素敵な公園もあり、私の理想にぴったりな町でした。学校のイベントが夜にあることも多く、帰りが夜道になることもあったのですが、治安も良く、私がいる間に犯罪などの話は一切聞きませんでした。中心部にはお店も多く、小さな町にコンパクトにいろいろな店があって、不便はありませんでした。
電車で1時間ほどでロンドンにも行けるし、周辺にはイギリスの古い町並みが見られる素敵な街も多く、フランス方面に行くバスや電車の通り道でもあるので、とても便利な場所でした。電車で一駅ほどの隣町には、オランダ行きの格安航空に乗れる空港もありました。
友だちや一人で、電車やバスに乗って、近隣のイギリスらしい街を観光しに行ったり、学校を 金曜や月曜に一日だけ休んで連休にして、ベルギーやスウェーデンなどに旅行したりしました。家の近くに教会もあったので、朝のミサに参加して、その後コミュニティーをのぞくこともありました。
古い町並みが好きで、のんびりと英語を学びたい人にはとてもいい環境の町だと思います。私は最終的にチェルトナムとカンタベリーで悩んでいました。滞在中チェルトナムにも旅行したのですが、カンタベリーを選んで良かったなと思っています。町そのものが世界遺産なので、散歩しているだけで魅力的なものが多く、公園で寝ころんで過ごせるようなのどかなところです。 ただ大きい学校に比べると社会人率は少ないので、集団でやってくる高校生に圧倒されることもあるかもしれません。でも小さい学校だけに、人との距離が近く、会話しやすい環境ではあると思います。帰国前に訪ねて帰るまでになった友だちは、次に行った大きい学校ではなく、カンタベリーの学校で得た友人でした。アットホームな学校なので、コースについての融通もききやすく、1週間だけ午後も受けてみたり、授業についての希望も受け入れてくれやすいところでした。 社会人になって語学学校に行くことは少し抵抗があるかもしれませんが、ヨーロッパの社会人は夏休みを利用して夫婦で学びにきていたり、退職してから英語を学びに来ている人もいて、思ったよりも大人は多いです。日本人の少ない環境で、英語漬けのイギリス生活をぜひ楽しんでください。
やはり日本食が恋しくなるので、インスタント系のおみそ汁やカレーなどがあるとホッとできると思います。ホステルを回る旅行もしたので、その時はレトルトの日本米がとても重宝しました。イギリスで売っているレトルトのご飯は日本のとはずいぶん違うので・・・。あと、夏でも乾燥しているので、保湿クリームは必要です。また、変圧器が一つしかない場合、たこあしがあるととても便利です。
やはり日本人以外の友だちを作って、たくさん話すことが一番だと思います。二番目の学校では寮に入ったのですが、ルームメイトがスペイン人で、ずっと英語を話すことができて、英会話に抵抗がなくなりました。そこからぐんと伸びたように感じています。
一人で長期間海外に住むことは初めてだったので、とても不安がありましたが、いざ行ってみるとなんとかなるもので、3カ月のうちに大事な友人も作ることができ、英会話力も伸ばすことができました。自分にとっては英語を話すことに抵抗がなくなったことが一番の収穫だと思っています。旅行好きが高じての留学だったので、英語に自信がついたことで、ヨーロッパの様々な国を旅行するのも、思い切って一人で動けるようになりました。イギリスでの生活は3カ月という短い期間でしたが、得たものはとても大きいものでした。
現地エージェントがいいという情報を手に入れて、イギリスの留学エージェントをさがしていたところ、たまたまロンドン・スタディーサポートを見つけました。メールの返信が早く、現地の情報から街選び、学校選びまで、いろいろな相談にのってもらえて、とても安心感がありました。また滞在中にはわざわざカンタベリーまで会いに来てくださり、学校の様子も確認してくださいました。初めての留学で不安も多い中、本当に頼りになる存在でした。Harukoさんにお願いして良かったと思っています。またイギリスに行く際にはぜひお願いしたいと思います。
今回の留学を終えて、イギリスがとても好きになりました。また勉強しに行きたいと思っていますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします。お世話になりありがとうございました。
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
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Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
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Lewes - ルイス
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Tiverton - ティバートン